1日1組限定の古民家宿「たらいち邸」リノベーションストーリー 開業に向けて!

たらいち邸 ストーリー8

滋賀県高島市マキノ町上開田という地で、築約150年の古民家を活かした一棟貸しの

古民家宿「たらいち邸」を、都心に住むファミリー層、20~30代の女性、外国人観光客をターゲットに、1日1組限定の貸切宿として営業しています。


滋賀県高島市マキノ町上開田で、空き家だった古民家を、1日1組限定の一棟貸し古民家宿たらいち邸にリノベーションしていった日々を綴ります。

 これから古民家を活用した宿を開業してみたい!と考えている方にも、何かしら参考になるような中身となっていれば嬉しいです!



宿泊頂いた家族連れの子どもたちに大人気の屋根裏の間!


元々は物置き程度の空間として使われていたであろうスペースを、掃除し、畳を入れ、隠れ書斎のような空間へと変えました。


さて、前回の記事では、最上層部の空間の手入れをやりだす入り口で終わっていました。


太い梁同士を結んでいた縄が、煤で炭化してボロボロの状態。

見映えも悪かったので、まずはこの縄の結び替えからやりますか!ってノリで始めました。



床部分は竹で組まれています。


この床の全貌が姿を現すまでに、今まで書いてきた記事の通り、とてつもない苦労があった訳です、、、(泣)。


さて、上の画像の太い梁を結んでいる縄が真っ黒なのが分かるでしょうか?

現在のたらいち邸の最上層空間でも、天井に近い高い部分の縄に関しては、真っ黒の状態の縄も見ることができます!(もちろんすす汚れはきちんと落としてます)


リノベーション作業のすべてに言えることですが、ササっと終わらせることができるのは人数が揃っている時のみ!

たらいち邸の場合は、共同運営者の2人だけですべてをこなしていたので、当然時間はかかります。


この時期の作業は、開始当初こそ会話をすれども、2人とも結ぶことに集中してくると

無言(笑)。

結び替えの範囲としては、手の届く範囲の高さまではすべてやり切ろう、となったのですが、本当にやり出してから思ったのが、「終わらない、、、、」でした。


とは言え、何事もやり出さないと、そして、やり続けないと終わりは来ません。

2人が集まれる作業日にはひたすら縄の結び替え。

コツコツ続け、

少しずつ結び替えの範囲が広がってくると、何となく気分も上がってくる訳で、、、。


とは言え、1つの結び替えに対して30~40分かそれ以上ぐらいかかる作業の繰り返しなので、進み方は遅く、時間も結構かかりました。


ちなみに、太い梁と梁の間に見えるのは竹です。足場も竹ですが。

茅を支えているこの竹たちも、この後の作業で、一本一本艶が出るまで磨き上げたのですが、大工の親方さん曰くは、こういった煙でいぶされ色味が程よく茶色になった竹というのは、非常に高価な値段で取引きがされるそうです。


用途としては、茶室などの材料になるようです。


確かに、古材屋さんに行くと、同じような竹たちが一本単位で売り場に並んでいました。

実際、たらいち邸に来てこの竹たちを見て頂くと分かりますが、やっぱり味のある色味というのは、長い時間をかけないと出せないものだな~と感じてもらえるかと思います!


「百聞は一見に如かず」。


ぜひ一度たらいち邸に泊まって体感してください!


(続く)


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