1日1組限定の古民家宿「たらいち邸」開業に向けて!

たらいち邸 ストーリー6

滋賀県高島市マキノ町上開田という地で、築約150年の古民家を活かした一棟貸しの

古民家宿「たらいち邸」を、都心に住むファミリー層、20~30代の女性、外国人観光客をターゲットに、1日1組限定の貸切宿として営業しています。


滋賀県高島市マキノ町上開田で、1日1組限定の一棟貸し古民家宿たらいち邸ができるまでを綴っていきます。


見えてきた底とその先!


ストーリー5の最後でも書きましたが、たらいち邸の開業に向けて、

とにかく掃除、掃除、掃除。

そして、溜まった袋の搬出、搬出、搬出。


ただひたすらに、この作業の繰り返し、、、。


とは言え、千里の道も一歩から。

地道に続けていると、



このような状況も、、、


確実に片付き、その建物が持つ歴史、魅力が、少しずつ現れてくるのです!


果てがないかのように思えていた最上層部の床掃除。


すべてを取り除いた先に見えたのは、それはそれは圧巻の竹で組まれた床たち!

側面の、茅がむき出しの部分も、それを支える竹や木の骨組みも、

すべてが100年以上の時を経て、今この場に現れたのだと思うと、本当に

頑張った甲斐があったと感無量でした。


こうした骨組みに使われている竹たち、

実は高級素材として活用される道があるのだとか。

囲炉裏やかまどの煙でいぶされて出る艶や色味が、大変貴重らしいです。


確かに、骨董品や古材を扱うお店を訪ねた際、

写真にあるような艶のある竹が、一本単位で売られていたのを目にしたことがあります。


建築の専門家ではないのですが、こうしたむき出しの構造を眺めていると、

本当に今ほど道具や大型機械が無い時代に、よくぞここまで立派な家を建てることが

できたものだと、当時の職人さんたちをリスペクトせずにはおれません!


幸いにも、我々を常に指導してくださる大工の親方さんに、実際どのように

建てていたのかを、その都度聞くことができたのは本当に良かったです。感謝!


屋根の重さだけですべてのバランスがとれるように設計されていたり、

くぎを一切使わない梁の組み方であったり、

大黒柱の立て方だったり、、、。


当時は、4~50人の大工さんたちが、滑車を使って人の力だけで柱を立てて、材を運んで組み立てていたそうです。


製材などは当然今のように機械ではなく、

そもそも家の骨組みに合うような反り具合の木を探すところから始まるだとか、

ノミとカンナで微調整をする技だとか、

本当に日本人は木と共に生きてきたという歴史を実感しました。


古民家を自分たちで再生させたからには、

やはりこの辺りの素晴らしさや想いをできるだけ宿泊されたお客様には

お伝えできれば良いな~、と思ったりしています!


#古民家 #story #リノベーション #歴史


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